☆第四回 説話・伝承学会賞の決定について
説話・伝承学会賞および奨励賞は、説話・伝承学会の一九八一年四月の創立から四〇周年を記念し、会則に定める第二条および第三条に基づき、会員の研究活動への顕彰・奨励を目的として、二〇二一年度より創設されました。
第三回は、二〇二三年一月から二〇二四年一二月までに発表された本学会会員の単著による書籍や論文を対象とし、著者本人の応募による候補の中から、説話・伝承学会賞選考委員会の審査をもとに、説話・伝承学会委員会において以下の通り決定いたしました。なお、授賞式は、四月十九日(土)本学会二〇二五年度春季大会の席上にて行いました。
二〇二五年四月
説話・伝承学会代表委員 齊藤純
第四回 説話・伝承学会賞
◇原田信之『岡山県新見市の伝説 ―玄賓僧都・後醍醐天皇・金売吉次・人柱―』法蔵館、2024年3月
【贈賞の理由】 上記書は、表記地域の顕著な伝説類について、古文献の精査、及びフィールド採訪調査を踏まえた上で、それぞれの成り立ちと伝承様相の分折をおこなっており、説話・伝承学の好見本足り得ており、学会賞に値する。
【受賞者の紹介】1959年生まれ。新見公立大学教授。博士(文学)。
専門は、伝説の研究、沖縄民間説話の研究、『今昔物語集』南都成立に関する研究。主な著書に、『今昔物語集南都成立と唯識学』(勉誠出版 2005年)、『隠徳のひじり玄賓僧都の伝説』(法藏館 2018年)
第四回 説話・伝承学会奨励賞
応募なし
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★「説話・伝承学会賞」および「説話・伝承学会奨励賞」についての規定
〇説話・伝承学会奨励賞エントリー用紙
PDF形式(会員からの推薦用) WORD形式(会員からの推薦用)
〇説話・伝承学会賞エントリー用紙
PDF形式(会員からの推薦用) WORD形式(会員からの推薦用)
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